ミズキのENLIGHT-DIARY

あなたの人生が光り輝くもので在りますように。

好きな人からのラブレターを引き裂いてしまう心理

 

小中高、自分は恋愛とは程遠い人間だった。

 

カノジョ、ナニソレオイシイノ?

 

ってな感じの青春時代だったわけだが、
それでも少なからずは自分に好意を寄せてくれる物好きな人はいた。

(というか、なぜかクラスの中でも謎の人気はあったらしい 笑)

 

だがしかし、自分はその数少ない貴重なフラグ達を見事にへし折ってきたのだ。

 

無論、異性に全く興味がなかったわけではなかったし、
むしろ、いつかは彼女とあんな事やこんな事をと、
日々妄想に励んでいたのは言うまでもない。

 

 それでも自分に行為を寄せてくれた人や告白してくれた人は全て振った。

 

特に酷いやつなんかは小学校4年生の時。

 

 「好きです!」と書かれたラブレターを、
自分も長年好きだった人に貰ったのだが、

 

なぜか自分は、その想い人の手紙をボロボロに引き裂いた上、
その人を4人の仲間達でネチネチと虐めるようになったのだ。

 

保育園の頃からずっと好きな人だったにも関わらず・・・。

 

何でだろう?

 

当時は自分でもよく分からなかった。

 

よく小学生にありがちな、
好きな人にちょっかいをかけるやつかと思ったが、
それにしてはそのちょっかいのレベルがあまりにエスカレートし過ぎていた。

 

でも、こう思っていたのは確か。

 

「こんな俺なんかを好きになりやがって!ふざけんなよ!」

 

そう、今思えば自分に自信がなかったのである。

 

(自分は全く価値のないクズ人間だ・・・)

(こんな出来損ないな自分を好きになる人なんてきっと頭がおかしいに違いない!)

(よし、自分に価値がないと思わせるために虐めて酷くガッカリさせてやろう!)

 

こんな心理プロセスで好きになってくれた人を嫌っていく。

 

たとえ、それが自分の好きな人だったとしても・・・。

 

 そして、逆に自分に全く興味がない、
それどころか自分を嫌ってくれる人を好きになってしまうという歪んだ恋愛心理。

 

(自分は全く価値のないクズ人間だ・・・)

(こんなクズ人間を嫌うという事はきっと自分を良く理解してくれる人に違いない!)

(よし、この人なら!)

 

といった具合に、
決して実る事のない恋に躍起になっていく。

 

もう、止めにしよう。

 

まずは自分に自信を持つ事。

まずは自分に価値を認める事。

まずは自分を愛していく事。

 

根拠なんかなくても良い。

 

今ここに存在しているだけで、もう十分なんだから。

 ミズキ